開催
2008/10/27  
地区
東日本
公開日: 2008年10月27日 17:37
 

 ※11月のセミナーはこの回統合して開催しました。

 

会長:山口 茂 (富士食品工業株式会社)
企画担当委員:浅野 修司(青森リース株式会社)

昨今の厳しい市場経済のもとで業績アップを図るために、各企業で様々な経営改革・業務改善に取り組まれていることと存じます。
このセミナーの基調講演では2005年度日本経営品質賞を受賞された望月氏をお迎えして、「経営品質」を高めることで実現する企業の経営革新についてご説明いただきます。
各企業様で経営革新・業務改善を推進されている方や、それらを現場で実践されている方、また自ら会社を変えていきたいとお考えの方に大変役立つ内容となっております。
また、講演後にはグループ討議を実施し、ご参加いただいた皆様同士で積極的な意見交換を行っていただきます。
異業種交流によるコミュニケーションでは数多くの「気づき」を提供し、各社における組織活性化のお役にたてるものと確信しておりますので、是非とも多くのお客様にご参加いただけます様、よろしくお願いいたします。

講師紹介  望月 広愛 氏
株式会社MATコンサルティング 代表取締役社長 
名古屋商科大学大学院客員教授
(株)J・アート・レストランシステムズ社長として経営品質活動を展開し、
不振だった業績は急回復。債務超過を脱却し、退任するまで7年連続経常利益増益を果たす。2003年度、2004年度ともに(外食産業では初めて)日本経営品質賞に申請。2005年度日本経営品質賞を受賞。−赤字レストランが経営品質賞に輝いた−’98〜’02年度日本経営品質賞主任審査員。
 

日時 2008年10月27日(月) 10:00〜18:30
場所 損保ジャパン 本社 2階会議室
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
会場地図はこちら
目的 基調講演聴講後に、各社の課題や問題点、対応策をグループディスカッション。
その中から自社の課題解決のヒントを得ることを目的とします。
内容 1)基調講演+講師説明(4H)
2)グループ討議(1H)
3)グループ間質疑応答(1H)+ 4)まとめ(1.5H)
5)懇親会(17:30より立食にて)
定員 100名様
(1社につき2名様まで 3名様以上はキャンセル待ちとして仮受付いたします)
対象 経営者・経営幹部、部門長、グループリーダー、革新・改善活動推進者etc.
参加費 会員:2,000円/名   一般:5,000円/名
申込方法 お申込みこちらからお申込いただけます
申込締切 10月22日(水) ただし定員に達し次第締め切らせていただきます


*上記に関するお申込み/お問い合わせ
日本ビジネスコンピューター株式会社内
東日本JBCCユーザー会 事務局 担当:児島  TEL:03-5714-5316
E-mail:julink@web.jbcc.co.jp
 



 
 

   

 

 

今年度の新企画の「次世代リーダー向けセミナー」は、13社23名の方に参加いただきました。
講義内容について、残念ながら今回の講義資料は配布できませんが、この報告をご覧になり望月先生のお話にご興味を持たれた方は、先生のホームページをご覧ください。こちらに記載の内容をもとにお話いただきました。

望月氏ホームページ→   http://www.mat-consul.jp/index.html


●講演・説明

望月先生の講演と説明はアンケートの満足度(NSI値)が89.1%という高い評価を頂き、下記コメントにもあるように参加いただいた皆様各自が当初の目的通り何らかのヒントを持って帰っていただけたと思います。
また、、先生のご経験に基づいたお話は説得力があり、そして「気持ちがアップ」するような前向きなお話でもありました。

【講演を聞いてのコメント】

・「正しい事を正しく」を徹底し、気づきとありがとうの大切さを再認識できました。
・実体験からの内容だったので楽しみながら受講することができました。
・ビジネスパートナーとしてたのもしいです。
・実例をふまえた話のためわかりやすかった。
・リーダーシップを発揮する立場になったときの自分自身のビジョンとして役に立った。
・非常に大切なお話を聞くことができました。今後に活かします。
・聞きやすく面白い内容で大変参考になった。
・人材育成のキーポイントや理念等を学ぶことができた。
・今迄出席した講演の中で一番解り易く自分の仕事に置きかえて聞くことができました。
・聞きやすく内容に入り込みやすい講演でした。
・大変有意義な講演で、自身にとっても役立てていきたいと思います。
・望月さんの実体験を通した講演だったので納得感はありました。
・今後の社内モチベーションUPに役立ちました。

  プロジェクターとOHPの両方を使い、講演しながら受講者に質問を投げかけ、ともかく聴く人を惹きつける内容とプレゼンでした。
 
       

●グループ討議、発表

事前に配布されたワークシートをもとに先生が説明された事例と自社との比較を記載。それをもとに特に気づいたことを各自が発表。
参加者それぞれに感銘を受けたところ、ヒントになったところが異なっていることもあり、それを聴くことによってプラスの気づきを得ることができたと思います。進行方法・時間については次回運営において改善をしてまいります。

【グループ討議 コメント】

・本来の討議としては足りなかった。自分自身の課題でもあります。
・事前に討議のすすめ方と対策を指導いただいたので活発な意見交換ができました。
・討議することも学べました。もう少し時間が必要と思います。
・他社・年齢も違う人の話がきけて良かったと思う。
・講演内容は自分の言葉で話して80%理解するということ確認できた。
・他社の方々と本日の内容を再確認でき、それぞれの立場での意見を聞くことができたの
でよかった。
・やや時間が短い感じであった。
・自分の考え・周囲の考えを聞くことでセミナーの重要項目の復習となった。
・違う会社の方との意見交換で参考になりました。
・最初は話が出なかったが時間が経つにつれて色々話が出てきた。初対面の人との話は
難しい。
・色んな業種の方と討議できて有意義でした。  


※グループ討議と発表では次のお二人に進行をお願いいたしました。
ありがとうございました。

・ユーザー会委員 青森リース株式会社 取締役 浅野修司 様
・JBCC 経営品質担当  英 嘉明 

  グループ討議に入る前に配布した「討議を進めるうえでの問題児対策」の内容も参考になりましたよね!
(写真は討議中も熱っぽく説明される望月先生)
 
     

●受講して印象に残ったこと。社内にフィードバックしたいこと。(アンケートより)

・トップの行動。
・気づきを文字に残す。
・売上向上のための仕組み作り=人づくりのための「従業員満足」の仕組みが印象に残り
ました。理念の重要性と従業員満足が結果として売上につながるという点を自社用に組
み直し実践致します。
・職場環境作り(あたりまえのことをあたりまえに、笑顔)。情報共有のスピード(早い対
応)。「ありがとう」と言う、言われる。コーチングとwinwinの関係。
・小さいことですが対話の大切さがわかりました。
・会社理念への考え方。人材によりプロセスが変動するため社員が一番大事だというこ
と。
・全てを復習して幹部たちへフィードバックしたい。
・ありがとうと可謬主義が印象に残ったので、できるところからフィードバックしたい。
・8つの約束事、利他主義を自社で実現させたい。当社、飲食業ではありませんが人材育
成のキーポイントになった。
・顧客満足度向上、業績UP、利益確保、継続の最大のポイントは従業員重視である。ただ
し運用方法を誤らないこと!!
・1.価値観の共有⇔人間関係の良い会社が一番生産性が上がる。情報の共有化と浸透
については参考になるものがありました。
・従業員重視の考え方、情報共有がしっかりしていることが特に印象に残りました。
・8つの引き出しと経営理念「8つの約束」。
・4つの理念のバランス
「従業員重視」←「顧客本位」「独自能力」「社会との調和」
顧客本位経営思考の前提 
・コミュニケーション、ディスカッションの大切さを再確認し日頃からの行動で気づき、声かけ
などを自然に行えるようにしていきたい。
・変革を進めるには可謬主義が必要であること。
・従業員の満足度重視。
・従業員・お客様含め価値観の共有を実践する。
・お客様よりも会社の商品(サービス)よりも社員が大切であるということ。
企業の最大の資産は人材であると常々思う。
弊社では将来有望な若手社員が流出しているという危機感がある。




     
     

報告:東日本JBCCユーザー会 事務局