開催
2011/08/04  
地区
東日本
公開日: 2011年5月14日 09:54

イベント詳細

  3月に発生した東日本大震災、また原発停止に起因する電力不足問題への対応が現実的な課題となり、各企業においても、サーバーやデータをより安全・確実に保護する検討が必要となっているのではないでしょうか?今回のセミナーでは、株式会社高速様の、東日本大震災時の対応と事業継続計画の取り組みをご紹介頂くほか、万全なセキュリティーを誇るセコムデータセンター様の設備を見学させて頂くこととなりました。会員各社の事業継続計画の参考になる場面も多いと思いますので、ぜひご参加をご検討いただければと存じます。

企画担当委員 東日本JBCCユーザー会
会長/企画担当委員  小林 照夫 様
(株式会社オー・エル・エス 代表取締役社長)
 
日時 2011年8月4日(木) 14:00~17:30
会場 JBCC西東京データセンター(セコム)
  *会場場所はお申込み頂いた方へ個別にご案内いたします。
内容(AGENDA)

1.株式会社高速様  「東日本大震災でのIT継続事例」
         講師:株式会社高速
             経営企画本部システム部 次長 高橋友一 様
2. JBCC西東京データセンターご紹介&見学
3. JBCC  「今、もとめられる事業継続」

【株式会社高速様 ご紹介】
     「未来を包む包装コンサルタント」
  ・設立        1966年2月12日
  ・代表取締役会長 兼 社長  赫 規矩夫(てらし きくお)                           
  ・本社所在地    仙台市宮城野区扇町
  ・事業内容     食品軽包装資材の販売、
             食品容器、フィルム、ポリ袋、ラミネート、紙製品、包装機械・設備の販売 等
  
  ◎お客様についての詳しい情報は、高速様ホームページをご覧下さい。
                  http://www.kohsoku.com/index.html

対象 事業継続を検討されている経営トップ、経営管理/情報システムご担当者様
定員 30名 (先着順にて受け賜ります。1社2名様まで、3名以上はキャンセルまちとなります)
参加費 会員: 無料,  一般:2,000円
申込方法 こちらよりお申し込みください。
*定員になり次第締め切らせていただきます。
お問い合わせ
上記に関するお申込み/お問い合わせ
日本ビジネスコンピューター株式会社内
東日本JBCCユーザー会事務局 担当:児島/中尾
TEL:03-5714-5333
Email: julink@web.jbcc.co.jp
日時 2011年8月4日(木) 14:00~17:30
参加人数 15社20名
実施コメント

今回のセミナーは東北分科会の会員様でもある株式会社高速様に多大な協力を得て開催いたしました。まずは高速様に御礼申し上げます。

冒頭、企画担当委員のオー・エル・エス 倉科様より今回の企画立案の経緯や、現在オー・エル・エス様の事業継続の取り組みを紹介いただきながら、この時間を各社様のヒントになるよう活用下さいとのメッセージをいただきました。

高速様の講演は当日の様子をありのままに紹介いただきました。
また復旧の過程を順を追って説明いただき、最後に今後自社における事業継続考慮ポイントを説明いただきました。

特に次をキーワードとして詳しくお話いただきました。
   1.取引先の状況確認と被災営業所の支援体制
      請求処理と入金確認
      宿泊先の確保、営業車両、ノートPC
   2.従業員、パート社員への給与支払いまであと10日
      出勤簿の入手
      勤怠情報の把握
   3.仕入先に対しての支払い確定と支払い処理
      請求書と買掛明細の照合と支払額確定作業
   4  電話(IP-Phoneシステム)とメールシステムの早期立ち上げ
      停電時電話機の活用
      安否確認
   5.情報/人事系システム(Blade用)200V電源確保
      工事作業者がいない
   6.緊急時行動
          マニュアルはあったが手順通りには、行動できなかった

高速様の講演でたくさんの気づきを頂戴いたしました。
その内容は次の参加者アンケートのコメントとユーザー会会員専用サイト(要・ログイン)にある
当日資料、Q&A議事録を参考にしていただきたいと思います。

 

満足度(NSI値) ◎セミナー 満足度(NSI値) :  総合 90.0ポイント
   ・高速様事例発表             94.7ポイント
   ・データセンター見学       91.3ポイント
   ・JBCC事業継続のポイント  72.4ポイント

 
アンケートコメント

・高速様の緊急時行動マニュアルについては、当社でも考えたいと思っていました。
 データセンターについては、初めて見学させてもらい、万全な対応がとられていることがよくわかりました。
 しかしながら費用について悩むことがあり、システム導入の際はより少ないラックで収納出来るもの、
  またはあずけるものを限定するなどしてシステム移行を考えたいと思います。

・ハードのみでなく、人的な(運用要員)被害にどう対応するか。

・高速様で社員への給与、仕入先への支払が重要ポイントである点を強調。
 これを社に戻って同様の会社にできるよう広めたい。

・高速様の震災においての対応は教訓になりました。参考にしたいです。
 【所感】事業継続は企業にとって当然最大に重要なことですが、費用対効果が
     「災害が起きないと効果がわからない。」いわば保険的な要素で、
     経営的が厳しい今日で投資・運用が出来るかが最大の課題であります。

・高速様の実体験が聞けて良かった。
 もう少しシステムを物理的に移動した時の詳細なところをお聞きしたい。

*上記以外にもたくさんのコメントを頂戴しました。ありがとうございました。

 

資料 今回参加いただけなかった方にも参考にしていただけるよう、
「会員専用サイト」(⇒こちら)に掲載しましたので、ご覧ください。
写真

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講師をつとめていただいた株式会社高速 高橋次長 様

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会場の様子

お問い合わせ

上記に関するお申込み/お問い合わせ
    日本ビジネスコンピューター株式会社内
    東日本JBCCユーザー会事務局 担当:児島/中尾
    TEL:03-5714-5333
    Email: julink@web.jbcc.co.jp